前回に引き続きIPL(インディアプレミアリーグ観戦)第2弾です。
一緒に観戦したインド人に聞いてみました。なんでインド人はクリケットが大好きなの?
返ってきた答えはとてもシンプルでした、
Simplicity! , Easy to play anywhere!!, Quick and interesting!!!
シンプル・簡単・どこでも・すぐに楽しくプレーできる
とにかく簡単で誰でもどこでもプレーが出来るのがクリケットだそうです。グランド、空き地、ストリート、家の屋上、建物の中でも、バットとボールがあればプレーできる、それがクリケットだそうです。でも建物の中でどうやってプレーするのでしょうね。今度詳しく聞いておきます。
クリケット観戦を楽しむために必要なこと(主観で書きます)たった3つだけ。
1 クリケットの基本ルールを知る
2 インドのカルチャーも同時に楽しむ
3 インド人と一緒に観る
まずはクリケットの基本ルールを知ることから。
基本動作は投げる・打つ・走る・キャッチ。これは野球と同じなので分かり易いですね。
次に点の取り方です。どうやったら点が入るのか?
打つ人のことをバッツマンといいます。
投げる人ボーラーといいます。
打つ人は2人登場します(これが野球と違うところですね)相手のボーラーが投げたボールをバッツマンが打ち、ボールがグラウンドを転がっている間に、2人のバッツマンがお互いの場所に走れば1点が入ります。一番小さな得点です。
次に4点。打ったボールがバウンドしてグラウンドのフェンス(バウンダリーといいます)を超えると4点が入ります。
そして6点。打ったボールがノーバウンドでフェンスを超えると(野球で言うとホームランです)6点が入ります。
そして、より多く得点(ランといいます)を獲得したチームが勝ちとなります。
他にも細かいルールはありますが、まずはこの基本ルールさえ知れば十分楽しめます。
そして次にクリケットを観戦しながらインドのカルチャーも楽しみましょう!
インドは多人種、多言語、多宗教などダイバーシティな国。街を歩いてるとそれが良くわかります。簡単に言うとごちゃごちゃなんですね。でもクリケットはそんなインドを一つにする力があるそうです。インドの代表チームも多人種、多言語、多宗教、異なる価値観、そんなごちゃごちゃなインドを一つにする、クリケット(スポーツ)の力はすごいです。
スタジアムではクリケットが一体感を作っているのでしょうか、観客全員が同じ動きをしていて秩序のようなものが保たれている感じです。これもスポーツの力でしょうか。そして、スタジアムにいる時はインドにいるという感覚が薄くなります。これはインドでの不思議な体験でした。こんなカルチャーギャップも同時に楽しめます。
そして最後はインド人と一緒に観戦を楽しむ!
今回はインドの友人4人と一緒に観戦したのですが、皆クリケットが大好きです。大人も子供のように楽しんでいます。私がクリケット初心者なので、私の横でプレーについて解説してくれるのですが、その熱量がすごくて私もついていくのが大変なくらいでした。
そして会場の雰囲気にのまれながらファインプレーが起きたら一緒になって騒いで、味方のチームがアウトになったら一緒にため息をついて、会場の一部になってインド人と一緒にクリケットを楽しめます。
試合の翌朝、近くの大学を散歩しているとクリケットを楽しんでいる少年がいました。彼らも将来はクリケットの選手も夢見ているのでしょうか。目をキラキラさせながら楽しくプレーしている姿が印象的でした。
本日は以上となります。ありがとうございました。
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