昨年Simidele AdeagboさんのAirbnbのオンライン体験に参加しました。
シミデル・アディアグボ選手は、2018年冬季オリンピックに出場したアフリカ・ナイジェリア女性初のスケルトンレーサーです。
2018年冬季オリンピックに出場する経緯:
陸上競技で2012年ロンドン・オリンピック出場を目指しトレーニングを行っていたが出場出来なかった。しかし、オリンピック観戦には行った、友人の金メダルを獲得を目の前で観て、更なる挫折感をあじわい一人ホテルのシャワールームで泣いてしまった。
Houstonでボブスレーの選手公募ポスターを目にする。年齢制限を超えていたが、兎に角会場へ行った。選考選手に入ったがチームには入れず、しかし、諦めず、残すところ100日だが、やるしか無いと思いスケルトン選手を目指した。
無謀とも思われるこの挑戦、先ずはプランを立てる。
どのようなプラン? レベルの低いところからスタートしても間に合わない。いきなり難易度の高いバンクーバー・オリンピック・パークにて練習を開始、これは、自動車の運転初心者がサーキットでいきなり走り出すのと同じ、誰もが無茶だと考える。練習中に横転、足から転倒したが幸にして大怪我は無く、この失敗からやってはいけないこと学ぶ。勿論スピードとの戦いなので、恐さを超える精神力を常に必要とした。
100日間の果敢なチャレンジの成果、アフリカから初のスケルトン選手として平壌オリンピックに出場することになる。
Simideleさんの話をお聞きし感じたこと。
レース後の写真を見て ”金メダル以上を獲得したような笑顔が印象的でした!” この瞬間、メダルの色では無く、何を達成したかが大事であることを改めて痛感しました!
Simideleさんから学んだこと
挫折からの立ち直り、第一歩が大事、夢を諦めない
1) BE TENACIOUS: 夢は決して消えない。夢の再構築に前向きであれ。
2) BE BOLD:恐怖に直面しても、大胆に行動しよう。既成概念を破壊し、乗り越えられないと思われることにも挑戦する姿勢が必要です。
3) Authentic: 自分を信じる。集中し、優先順位をつけ自分の強みを押し出す。
では、オリンピック選手の集中力が無くても出来ることは?
先日、オフラインとオンラインでハイブリット型の行動変容プログラムをミレニアル世代に向け実施しました。 このプログラムの目的は、30日から40日で行動変容ステージの関心期から準備期に移行することです。

図:厚生労働省 行動変容ステージ
行動を意識してのテキストマイニング1日目

1日目プログラム内容
・コロナ禍で起きている変化を解説
・変革が余儀なくされた世の中でどの
ように個人は行動を取るのか。
チーム内で良く出たことば
・視野を広げる
・綴じる(情報を纏める)
・チームで協働し動く
行動を意識してのテキストマイニング40日目

40日目プログラム内容
・行動して理解が深まったことを議論
・方向性を見出してからがスタート、
プログラム終了が終わりでは無い。
チーム内で良く出たことば
・チームで実現
・チームで取り組む
1日目から40日目までにチーム内で良く出たことば
・チーム ・考える
その他、新鮮・コミュニケーション・新たな視点・戦略・サイバースペース・事実を基に、などのことばがありました。
VUCAな時代、出来ることから不確定要素を一つ一つ明らかにして行くことが最大の近道だと考えます。
だからこそSimidele Adeagboさんのことばは大切です。"FIRST"であることを忘れずに...。
Focus Imagine ・イメージに集中する
Risk Taking ・リスクを取る
Start now ・今すぐに開始する
Trust your instincts ・自分の本能と直感を信じる
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