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AIを活用できる人材になって欲しい!

これから社会に出る学生、AI(人口知能)に対してネガティブなイメージを持っている学生や社会人、に伝えたいメッセージです、”AIについて知ろう、AIを活用して何が出来るか考えよう、そしてAIと共に新しい価値をクリエイトしよう!”

D1_TheOneによるPixabayからの画像


まずは質問です。


AIにどんなことが出来るか知っていますか?

1. 知っている、2. なんとなく知っている、3. なんとなく知らない、 4. 知らない、


1以外を選んだ人はチャンスです!これからAIについて知識をつけることで、視野が広がったり、仕事や生活が今まで以上に便利になったり、新たな仕事の機会が出てきたり、そんなチャンスが生まれて来ると思います。もちろん、AIを知らないでいい、AIと関係ない人生を送りたい、これも選択肢の一つです。


AI(人工知能)とは?

人工知能とは、人間にしかできなかったような高度に知的な作業や判断をコンピュータを中心とする人工的なシステムにより行えるようにしたもの。(IT用語辞典より)

噛み砕いて言うと、

人間と同じようなことが出来る、自分で学習出来るロボットやシステムのようなもの。


自分の周りに、AIが搭載されている製品はどんなものがあるでしょう?


- スマートフォン(スマホというより、スマホに搭載されたアプリ)

- AIスピーカー(アマゾン社のアレクサなど)

- AI自動車(障害物の特徴を分類・識別・検知して自動運転の補助など)

- AI家電(AI搭載したエアコン、自動掃除機のルンバなど)


すでにこれらの製品を使って、便利に感じている人は多いのではないでしょうか?



ではAIによって、仕事内容や働き方にどんな変化が起きているのでしょう?


例えば、化粧品業界では、化粧品のパーソナライズ化がキーワードとなり、各メーカーはAI・IoT活用を本格化させています。その動きとして、大手メーカーはデジタル人材の採用も強化し始めており、マーケティングや事業戦略のポジションにも”ビッグデータを活用し、事業に利益をもたらす”人材を求める記載があります。


私たちが提供する人材育成・コーチングサービスでも変化は起きています。

消費者、働く人、会社の3つのポイントで見てみましょう。


1. 消費者の視点:コーチングサービスを受けるお客様の変化

アスリートを対象にしたコーチング・目標設定のセッション。今まで日々の練習の振り返りを紙ベースで行なっていたことが、スマホで楽に入力できるようになりました。さらに、アプリが選手の入力したデータを分析して、選手の状態や頭の中で起きていることをグラフで可視化してくれます。これも人間が手間暇かけて行っていたことをさっとやってくれるようになりました。



コーチもアプリを活用することで、個々の選手の状態を把握できるようになった、選手とのコミュニケーションが向上した、などの効果も出ています。


さらにアプリが賢くなると、選手やコーチの性格や思考パターンを学習します。選手が無意識に行なっている癖や行動に対してフィードバックをしてくれる。新たな気づきを与えてくれる。これがさらに進むと、自分がイライラした時、モヤモヤした時、モチベーションが下がった時に、AIコーチがさっと現れ、その人に適した言葉をさっと投げかけてくれる。それも近い未来に実現しそうです。



2. 働く人の視点:私の働き方(コーチング)にどんな変化起きているのか?

コーチングセッションにおいて、クライアントの頭の中にあるものを引き出すことに時間と労力をかなり費やします。これまでは対面でこの作業を行なっていましたが、コーチングアプリを活用することで、事前にクライアントの悩みや課題に関する情報を入手することができるようになりました。そのため、対面のセッションでは本質的な対話にすぐに入れるようになり、情報収集にかけていた時間が短縮されました。


この先アプリが学習をして賢くなると、情報や分析の精度がさらに高くなるので、質を落とさずにコーチングを効率化する=クライアントを増やすことが可能と感じています。

ちろんAIは完璧でないので、人間にしか出来ないことはまだまだあります。感情移入、共感、相手との間の取り方、人間と信頼関係構築、など。


3. 会社の視点:それを提供している会社(私たち)にどんな変化が起きるのか?

会社の10年の戦略ロードマップを作成しておりますが、そこにはAIxデータを軸にした製品やサービス構築が明確に描かれています。それを加速させているのが、インターネット・通信インフラがさらに発展が背景にあります。消費者がいつでもどこでもデータとつながる社会。すなわち、データがどんどん量産されていく社会。それは、会社にとっても分析すべきデータがどんどん集まるということ。そしてそのデータを基に意思決定がされ、会社の方向性や戦略が決まっていくと考えています。


会社を立ち上げて11年になりますが、10年前との違いはAI x データ(テクノロジー)がビジネスモデルのコアにあることです。



今学生と接していて、AIやデータについて”何となく知っている、あまり知らない”と思う人たちが多いように感じます。まず出来ることとして、社会人なら今の仕事や会社、学生なら興味がある会社や職種を選び、AIでどんな変化があるか3つの視点(消費者、会社、そこで働く人)が考えて見ると良いと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。

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