ヨガは初めてやる人にとって、いろいろな種類があるけどどれを選べば良いのだろう?自分に合ったヨガってどれだろう?と迷う人も多いと思います。自分もその一人でした。
ヨガについて少ししらべ始めると、ヨガの歴史やそのルール、どうやってヨガが世界や日本に広まっていったのか。詳しく書かれています。
ヨーガ世界の歴史
紀元前2500年頃 インダス文明において、ヨーガの起源発生
紀元前1000年頃 「ウパニシャッド聖典」にヨーガという言葉が記される
400年頃 「ヨーガ・スートラ」教典が成立
1300年頃 「ハタ・ヨーガ」
大成1600年頃 「ハタ・ヨーガ」体系化、世界にヨーガが広まる
1920年代 インド中央政府がヨーガ大学を設立
1970年代 第一次ヨーガブーム(瞑想中心)アメリカのヒッピーを中心に流 行するが、その後エアロビクスが流行
1990年代第二次ヨーガ・ブーム(エクササイズ中心)ハリウッドセレブを中心に世界規模のブームになり、現在に至る
(AJYA 全日本日本ヨガ協会HP参照)
ちなみに、日本でのヨガの歴史は、平安時代まで遡り瑜伽(ゆが)と呼ばれる瞑想が中心のヨーガが始まりのようです。1970年代に第一次ヨガブームが起こり、80年代に第2次ヨガブームとアメリカや世界と同じ流れだったようです。ただ、1995年にオウム時間がありヨガに対してネガティブなイメージを持つ人も出てきました。2010年にはヨガ人口が100万人にまで達しました。
インドのインダス川流域のインダス文明がルーツ
そして近代ヨガの父とよばれるT.クリシュナマチャリア(1888-1989)氏がヨガの原型でもあるハタヨガの基礎を築き、長い年月をかけインドから世界に広がっていったようです。
このT.クリシュナマチャリアとはどんな人なんだろう?と調べてみました。
南インドの小さな村に生まれたブラフミン階級の男性 - ティルマライ クリシュナマチャリア師。 たとえ彼の名前を知らなくても、自分の練習しているヨーガはまったく彼と関係のないように思えても、世界中で彼の影響を受けていないヨーガを探すのは困難と言われ、あなたのヨーガを発展させた人物かもしれません。
(米ヨーガ・ジャーナル誌 Fernando Pagés Ruiz氏著記事 簡訳)
(https://natalie.mu/eiga/film/170728)
聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅
そのクリシュナマチャリア氏、ヨガのルーツを理解する上でおすすめの映画です。こちらはヨガの起源に興味を持ったドイツ人監督が南インドを訪れ、近代ヨガの父と呼ばれるT・クリシュナマチャリアの軌跡をたどったドキュメンタリーです。南インドをめぐり、今や指導者となっているその直弟子たちを訪ね歩き、ヨガの本質や思想的な背景に迫ります。
映画の中で、クリシュナマチャリアの直弟子で現代ヨガの最大流派の一つであるアシュタンガーヨガの祖 K.パタビジョイスから太陽礼拝を学び、アイアンガーヨガの祖 B.K.S.アイアンガーからアーサナ(ポーズ)の指導を受ける。クリシュナマチャリアの弟子たちが、どう自身たちのヨガを確立していったかが理解できます。そして、それが近代ヨガのルーツになっていることが分かります。
ヨガにも色々と種類がありますが、クリシュナマチャリア氏が築きあげたものが、今現代にあるヨガのベースになっているのですね。
次回はクリシュナマチャリアの弟子の一人、アイアンガーヨガの祖 B.K.S.アイアンガーについてみていこうと思います。
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