3月中旬に日本を立ち1ヶ月が過ぎました!
世界各国でコロナウイルスの仕組みを解明する研究が日々進められている成果もあり、2020年12月にベトナムで経験した、様々な手続き、ビザ申請、PCR検査、空港〜ホテル移動の確保、15日間の隔離から比較すると今年3月の海外移動は、しとてもシンプルになりました。
タイへの入国は、出発前のビザ申請、PCR検査、タイ入国後の隔離ホテル(1泊)、空港からのホテル移動の確保、ATK検査などまだまだ規定はありますが、凄く楽になりました。 タイ政府は2022年7月を目処にタイ入国の規制を無くす方向で今年1月から月単位で緩和されています。
1ヶ月目の4月13日から17日は、ソンクラーン(タイのお正月) にあたり本来であれば水かけ祭りが開催されますが、コロナの影響で中止です。 お祭りがあれば、街もざわつき様々なイベントが開催されているのだと思います。
で、自宅で過ごしていても仕方がないので、バンコクから一番近い島、コー・クレット島へ行きました!!!
クレット島は、ノンタブリ県のチャオプラヤー川に浮かぶ小さな人工島です。この島は、バンコクの北20キロに位置しています。島には大きな道路はなく、もちろん車もありません。少し外れたところにあるため、外国人観光客は少ないですが、島では地元観光客の様子やモン族の人たちの生活を垣間見ることができます。
Pak Kretのワット・サナム・ヌア寺院からフェリーに乗って川を渡り、コー・クレット島までは、所要時間たったの2分ですが、島に入った瞬間に時間の流れが変わり別世界です。
島を徒歩で、自転車で回れます。
クレット島は小さな島です。主要な観光スポットはすべて桟橋の近くにあるので、簡単に歩くことができます。島を一周する6kmの小道を利用すれば、2時間程度で島を一周できます。途中、歩き疲れてもカフェ、フードショップに立ち寄り休憩しながら回れ場、島を満喫できます。
(入り口付近の上部赤の機械は有料体重計)
レンタサイクルを借りて、島周辺の平坦な細い道や小道をサイクリングすることもできます。ワット・ポラマイカワ近くの大桟橋で借りることができ、料金は約40~50バーツです。メインマーケットの小道は、歩行者も多く、自転車を押し歩いた方が良い場所もあります。
モン族のコミュニティ
クレット島は、少数民族のモン族の人々が住んでいます。彼らはビルマからやってきて、アタークシン王の時代にコー・クレット島に移住してきた人たちです。そのため、食べ物、衣服、家屋、寺院などビルマの影響を受けています。
クレット島の寺院
タイの歴史上、最も輝かしい時代の一つとされるアユタヤ時代から発展してきたコ・クレット島は、寺院の美術品からうかがい知ることができます。
ワット・ポラマイカワ(Wat Poramaiyikawas)、ワット・パック・アオ(Wat Pak-Ao)は、フェリー埠頭のすぐ後ろにあるクレット島で最大の寺院です。この寺院の特徴は、高さ10mの傾いたモン様式のチェディ(仏塔)です。多くの観光客が儀式に参加し、住職がモン語で詠唱し、モン語で書かれた多くの経典を目にすることができます。
島の北側には、アユタヤ様式の仏塔があるワット・サオ・トーン・トーン(Wat Sao Thong Thong)があります。
伝統的な陶器
クワンアマンと呼ばれるモン族の伝統的な陶器や土器の産地として有名です。魅力的な陶器のお店がいくつもあり、陶芸の実演を見学することもできます。場所によっては、自分だけの陶器を作ることもできます。
観光案内みたいな内容になっていますが、今日お伝えしたかったことは、自分の住んでいる場所の近くには、遺跡、史跡、名所など様々な自分が知らないところがどこかあると思います。そのような場所に行ってみるとプチ探検となり、想像以上に楽しめ、新たな発見があります。コロナのこの時期、遠くに行くにはまだまだ大変なので、近場のプチ探検重要です!
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