これまでクリケットの記事はたくさん書いてきましが、他の人気スポーツにも目を向けてみましょう。今回はインドのテニス事情です。
インドでテニス?と感じる方もいるかもしれませんが、実はインドでは人気あるスポーツの一つなのです。世界のテニス競技人口で見ると、中国、アメリカに次いで世界第3位です。
The ITF Global Tennis Report 2019 estimated that a total of 87 million people play tennis around the world, which is approximately 1.17% of the global population. China (22.5%), the US (20.7%) & India (9.2%) combined account for more than 50% of the global tennis population.
(source: ITF Global Tennis Report 2019 )
インドで有名なテニス選手は?
ダブルスで世界一位になった選手が2人います。
こちらはSania Mirza選手。フォアが強烈でベースラインからストロークで組み立ててくるテニスが魅力です。今も現役で活躍しています。
Leander Paess選手。グランドスラム大会で18回優勝しているレジェンドです。数年前に引退しましたが、パエス選手のボレーは天才的でした。
インドのテニス環境は?一般プレーヤーはどんな環境でプレーしているの?
インドでテニスができるところは、民間のテニスクラブ、会員制スポーツクラブ、ソサイエティーやマンションに設置されているテニスコート、学校などになります。公共のテニスコートというのはあまり見かけません。
こちはプネにある民間のテニススクラブです。私もプネに滞在時はここでプレーしていました。毎月月謝を払って決まった時間にプレーする感じです。
こちらはプネにある会員制のテニスクラブです。施設のクオリティーは高く、ここではプロの大会も毎年開催されています。日本の女子プロも参戦していて、過去には藤原里華選手がここの大会で優勝していますね。
マンションにあるテニスコート。私の友人がこのマンションに住んでいたので、時々プレーしていました。
こちらはプネ大学にあるテニスコートです。ここで知り合いのコーチがレッスンをやっていて、何度がプレーしました。通常は鍵がかかっていて使えないので、利用するには許可が必要です。
どんな人がテニスをやっているの?
インドではテニスはお金がかかるスポーツに分類されます。テニスをプレーしているのは中間層や富裕層の人たちが多いですね。
テニスにかかる費用の目安です。
テニススクールの月謝 2000ルピー
テニスラケット 5000~25000ルピー
ガット張り替え 500ルピー
テニスシューズ 5000~15000
ブランド品となるとやはり高いですね、
BabolatやWilsonは人気のあるメーカーです。ヨネックスも人気あります。インド人はバドミントンも大好きなので、バドミントといったらYONEXが断トツです。
バドミントンをやっていたインド人はサーブやスマッシュを打つのはとても上手いので要注意です!
次回は私がインドで参戦したクラブ対抗戦について書きたいと思います。
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