インド留学体験談 異次元空間

昨日はインドのプネ大学に在籍しているY君と久々の再会。Y君は日本の高校を卒業して奨学金を得てプネ大学に留学(日本人学部生は2人)インドは3年目。今は日本に一時帰国して教育関連の会社でインターンとして働いています。

彼にインドの体験談を語ってもらいました。

Q1. なぜインドに留学しようと思いましたか?

何か人と違うことをやりたかったから。日本の大学進学の選択もありましたが、海外の大学で何か違う体験をしたいと思っていました。留学となると、アメリカが人気ですが、あえてまだ人気のないインドを選びました。あとは、インドはアメリカやイギリス等と比べると留学費用が格別に安かったことも理由の1つです。

Q2. インドに留学して変わったことは?

1つ目は、小さなことに動じなくなったというか、度胸がついたことです。

日本だったらスムーズに行くことがインドでは思い通りに行きません。日本の常識が全く通じないのがインドです。そんな環境で小さなことを気にしていたら前に進まないので、何か問題が起きても焦らず諦めず、どうすれば解決できるか考えるクセがつきました。インド人は気分によって対応が変わることもあるので、今日ダメでも次の日にOKなんてこともあるんです。日本ではあり得ないことですが。

2つ目は、他者や社会への許容範囲が広がったと思います。

インドは多様な文化や価値観が入り交じった国。神様もたくさんいて、人によって価値観も全然違います。自分と異なる価値観を持った人でも自然に受け入れられるようになりました。例えば、ナイジェリア人の友人との会話で ”俺には彼女が3人いるんだ”と聞いた時に、へーそうなんだ、と自然に会話が成立していきます。日本社会ならそれは”不誠実だ”と受け入れられないことですが、それは日本人の見方でナイジェリア人の価値観は違います。

3つ目は、自分の生き方を真剣に考えるようになりました

日本では不自由ない生活が当然となっていたのか、これまで生きることについて真剣に考えたことはありませんでした。インドに来てから自分の存在について考えるようになりました。なぜでしょうか。もしかするとインドでは”生と死”がそこら中に見え隠れしているからかもしれません。インドの市場に行くとその意味が分かると思います。まだ生きている鶏がそのばでさばかれて売られて行く。そんな光景を見ると生きることの意味を嫌でも考えさせられます。

Q3. 日本の学生に伝えたいこと

インドに限らず海外に出て生活をしてみることをお勧めします。短期留学でも良いと思います。海外で生活すると良い事も悪い事もあるけど、海外でしか体験できないことが沢山あります。そんな自分の知らない世界を体験することはとてもワクワクしますし、それを体験しないのは本当にもったいないです!

日本と比べると、インドは異次元の世界です。そんな世界を体験したい人はまずはインドに行ってみてください。そしてインドでインド人の心の温かさに触れてみてください。感動します。困っている人を助ける精神は本当に素晴らしいです。

あと、英語はどんどん使うこと。とにかく話してみる事。日本人は英語を話す時に文法を気にし過ぎです。僕もそうでした。ここインドではブロークンな英語を話す人が多くいます。文法が間違っても自信を持って英語を話している外国人も多くいます。それでも相手にしっかりと伝えようと話すので伝わってしまう。逆にそういうインドだからこそ、もっと積極的に英語を使ってみたいという気持ちになれるのだと思います。

————————————————————————————————–

話しを聞いて感じたこと

Y君は自分のキャリアすなわち生き方について、真剣に自分と向き合っているなと感じました。インドという土地が彼の意識をより高めているのかもしれません。自分のありたい姿が見つかるまでまだ時間がかかるかもしれませんが、インドでの経験は必ずY君の自己概念の成長に繋がると思います。

This entry was posted in TOPICS and tagged , , , , , . Bookmark the permalink.

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>