自分自身を主張する&方向性を示す

インドで活躍するビジネスパーソンに共通していること。次は自分自身の主張をはっきり伝える、そして方向性を明確に示す能力です。

自己主張とは、”自分はこのように考える、自分はこのように思う”と自分の意見として相手に伝えることですが、
相手の意見や考えを受け止めてた上で、自身の主張をしっかりと発信することが求められます。

過去のブログにも書きましたが、インド人とMTGをしていると、あちらこちらから好き勝手な意見が出て来ます。一人がある事項に説明し終わって、次の人がほぼ同じ内容を堂々と発表することもあります。”つまり、それは同じ事を言っているのでしょう?”と感じてしまいます。また、一つのことを延々と何度も繰り返し発言する人もいます。こういう会議では、リーダーがしっかりと自分の主張を伝え、方向性を定めないと何も成果の上がらない会議になる恐れがあります。会議の進め方も日本の当たり前は通用しないので、インド人に対するファシリテーションスキルが求められます。

他の例を挙げます。

インドに駐在している日本人は自分で車を運転しないので(または会社が運転を許可しない)、現地の専属ドライバーさんを雇います。会社への送り迎え、空港のピックアップ、日常の買い物、など歩いて行けないところには車で行きます。基本ドライバーは待機していて、雇用主が必要な時に車を出すというイメージです。このドライバーさんにも当りはずれがありますが、滞在中にかなりの時間を共にするので、良い関係を築いた方が楽です。そのためには、自分の主張をしっかりとして、方向性を明確に示すことが必要な時もあります。

以下はドライバーさんとのやり取りです(時系列に書いています)

1 初めてプネに来た時。インドの道路、色々なところから車が出て来る。牛も。→ 初めての経験と驚き
2 運転は恐い、出来ない。→ 自分達では無理だと考える。ドライバーさんもそれを感じ取っている
3 運転はドラバーさん任せ 交通ルールも解らない → ドライバーさんの言いなり
4 しかし、試しに運転してみると、以外に出来る → やってみると見えてくるこもある
5 道事情を把握し始める。ドライバーさんに自分が求める運転方法を示せてなことに気付く
6 ドライバーさんに交通ルールを尋ねる → いい加減な回答が返ってくる
7 ドライバーさんの間違いを正すが、主張は変えない → 以前ならドライバーの言いなり
8 運転方法に改善がないので、自分の望む運転を確りと示す → 自分の主張をしっかりと示す
9 ドライバーさん、ここで私が運転出来ることを知る → ドライバーさん動揺しながらも確りと反省する
10 ここでしっかりとフォリーする。なぜそうすべきか、相手のメリットをしっかりと伝える
11 ドライバーさん、自分にもメリットがあると解ると素直に聞き始める。同時に危機感も持つ → 新たな信頼関係が構築されて行く。

これは1つの例にしかすぎませんが、インド人に改善を求めるには、確りやって貰うには、良いところ、悪いところを明確に伝える。すなわち自分の主張をしっかりと示す。そして、どうなって欲しいのか方向性をしっかり伝えること。本人も何が悪いのか解らない、つまり正しいと思ってやっていることがあるのです。

このようにインドでは特に自分の主張をはっきりと示すことが重要です。ここでも日本の当たり前(相手は理解してくれているだろう)は一切通用しません。

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